導入事例
株式会社 Inherit Co.

LINEを活用したネット注文導入で電話注文を50%削減。とりいち 広島観音店でのCamel Order活用事例

LINEを活用したネット注文導入で電話注文を50%削減。とりいち 広島観音店でのCamel Order活用事例
株式会社 Inherit Co.
  • 導入の背景

    ユーザーの方の「LINEでメニューを見られるなら、そこから直接注文できるんですか?」という声から、1500人超のLINE友だちに向け、Camel Orderを活用したネット注文サービスの立ち上げ

  • 導入の効果

    LINEからかかってくる店舗への電話注文を50%削減

株式会社Inherit Co.は、「感謝の気持ちを継承する家族経営」を企業理念に掲げ、唐揚げの持ち帰り専門店「とりいち 広島観音店」を運営しています。

2024年、「とりいち 広島観音店」では、テイクアウトのネット注文および決済システムとしてCamel Orderを導入しました。これにより、LINE公式アカウントで繋がる1,500人以上のお客様に対して、ネット注文サービスを提供。お客様の利便性向上を図るとともに、電話注文の削減による店舗オペレーションの効率化も実現しています。

さらに、デリバリー注文の一元管理サービスであるCamelも活用し、自社のネット注文に加え、UberEats、出前館、Woltからの注文を統合管理。業務負担を軽減し、効率的な店舗運営を支えています。

今回、Inherit Co.の鈴光様に、Camel / Camel Orderの導入背景や具体的な活用方法についてお話を伺いました。


Inherit Co.様の会社・事業概要について教えてください

弊社は2021年に創業し、現在4年目を迎えています。

事業のきっかけは、知人が展開していた「とりいち」のフランチャイズ事業において、「広島でもやりませんか?」と話を持ちかけられたことでした。私自身、若い頃にたこ焼き屋の店長として3店舗を運営した経験があり、飲食業への興味を持っていました。その時、息子に「やってみるか?」と尋ねたところ、「やってみたい」という返事をもらい、会社を創業する決意を固めました。

これまで私は、社長を支える「ナンバー2」の役割を担うことが多く、自分が代表になるよりも息子を代表にして実績を積ませる方がメリットがあると考えました。そのため、今回も息子を支える立場に徹し、彼の将来を優先する決断をしました。

会社名の「Inherit Co.」には、「Inherit(継承する)」という意味を込めています。2021年の創業時から、長く続く企業にしていこうという思いをこの名前に託しました。














デリバリー事業を開始後、オペレーション改善のためにデリバリー注文一元管理サービスCamelを導入

デリバリーの事業を開始された背景を教えてもらえますか

2021年にお店をオープンした際、デリバリーサービスの導入はあまり考えていませんでした。しかし、コロナ禍の中でUber Eatsやその他のデリバリーサービスの宣伝が広まり、試しに始めてみようという軽い気持ちでスタートしました。

すると、予想以上に注文が入るようになり、「これはうまくいくのでは?」と思うようになりました。それをきっかけに、出前館やWoltを含め、利用可能なデリバリーサービスはすべて導入することに決めました。

2023年には、Uber Eatsの中国地区で5位にランクインし、アワードを受賞することができました。


ゴーストレストランブランドの導入に伴って、Camel導入を検討

デリバリーの売り上げが伸びる中で、さまざまな営業担当者から、既存の「とりいち」ブランドに加えて、新しいブランドをゴーストレストラン(注:実店舗を持たず、1つの厨房で複数のデリバリー専門店を運営する業態)として導入しないかという提案を受けました。これを受け、さらなる売上拡大を目指して、合計4つのブランドを展開することにしました。

その結果、4つのブランドに対して3つのデリバリーサービスを導入することになり、厨房内では10台以上のタブレットを扱うことになりました。しかし、各デリバリーサービスごとに異なる注文操作が必要であり、この状態では店舗の効率的な管理が難しいと感じました。そこで、効率化を目指してCamelの導入を決めました。













Camel導入の際には他社サービスとも比較されたとお聞きしています。Camel導入の決め手はなんでしたか?

サービスの導入は一度決めると切り替えが難しいため、導入を決める前に慎重に製品の情報収集を行いました。各社から細かい機能面についてヒアリングを進める中で、特にCamelの注文受注後にお届け時間を延ばす機能など、柔軟な対応が可能である点が最終的な導入の決め手となりました。

また、周囲の飲食店からも「デリバリーの一元管理ならCamelが良い」という評判を多く聞いていたことも、導入を後押しする要因となりました。


1500人超のLINE友だちに向け、Camel Orderを活用したネット注文サービスの立ち上げ

お客様の声からネット注文サービスを立ち上げを決意

弊社では、開店当初から公式LINEアカウントに力を入れていました。その理由は、お店が一番伝えたいことを求めているお客様と直接つながり、コミュニケーションやアピールができるようにしたかったからです。

LINEアカウントの友だち数が1,500人を超え、「これをもっと活用したい」という思いが強くなっていました。また、お店には事前注文の電話が多く、今の時代に合ったシステムが必要だと感じていました。

特に、ユーザーの方から「LINEでメニューを見られるなら、そこから直接注文できるんですか?」といった声が増えてきたことが大きなきっかけでした。自分自身もユーザーの立場で考えると、スマホから簡単に注文できる方が楽だと感じ、ネット注文のサービスを立ち上げることを決めました。













Camelと連携できるCamel Orderを導入してサービスを立ち上げ

同じタイミングで他社のモバイルオーダーも検討していたのですが、tacomsの営業担当者からサービスの紹介を受け、求めていた機能がすべて揃っていることが確認できたため、すぐに導入を決定しました。

特に、すでに導入していたCamelとの連携が素晴らしかったです。新しいサービスを導入する際、通常は店舗のオペレーションを一から構築する必要がありますが、Camelをすでに導入していたことで、スタッフが新たな作業を覚える必要がなく、商品をお客様に提供するまでの流れをスムーズに作り上げることができました。

LINEからかかってくる店舗への電話注文を50%削減

もともとは店舗で電話注文を受け付けていましたが、電話が入るとオペレーションが一時的に止まってしまうことが課題でした。長時間お話しされるお客様もいらっしゃり、接客のため仕方ない部分もありますが、厨房が忙しくなると効率化が難しくなってしまいます。

Camel Orderを導入する前は、LINEの友だち向けにリッチメニューから電話注文をできるタブを用意していましたが、導入後はLINEのリッチメニューからネット注文ができるように変更しました。導入後、LINEアカウントのデータを確認すると、電話注文のクリック率が約50%減少しており、店舗のオペレーション負荷が確実に削減されていることを実感しています。











今後のCamel Orderを活用した展望について教えてください。

現在、私たちはCamel Orderを導入していますが、まだ100%活用できていないと感じています。というのも、Camel Orderで提供されているデリバリー機能をまだスタートしていないため、今はそのサービスを立ち上げる準備を進めており、社内で息子とも話し合っているところです。

このデリバリー機能には非常に大きな期待を抱いており、どのように活用できるか、次の仕掛けとしてとても楽しみにしています。

今、時代の流れとして自動化が進んでいる中で、CamelやCamel Orderをはじめとするサービスを最大限に活用し、効率化をさらに進めていきたいと考えています。



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